「イベントするにも、まずは やっとるモンが楽しまな周りも楽しくないやろうし、その楽しさを次世代に伝えていけんしなぁ。」 改めて深~い言葉なのである。
学校を卒業して近郊の企業に就職した竹下さん。勤め先としてはけして遠くなく ずっと御実家から通い続けていたが、やはり企業戦士だったのだろう、長らく地元との繋がりは薄かったそうだ。31歳で一念発起し、独立。起業の頃からお子さんの学校のPTA会長はじめ地域活動に注力しはじめた。PTA会長の任期満了の後も、本業のかたわら、子ども達や地域と関わる活動から遠ざかることなく、今に至ってる。町内の他の地域でも社会教育分野の活動を支えているのはPTAのOBの方々が多いのだが、見渡してもみれば かなり先輩の皆さん方が大半である。竹下さんのように 現役バリバリ、現在のPTAの保護者と年齢が近い壮年期のリーダーが居ることは地域にとって大きな財産なのである。
おじゃましたオフィス(事務所)には、まちづくりやイベントの際、一緒になって動いてくれる仲間達が気楽に集まるれる広いスペースがある。棚には各地の銘酒と云われる酒瓶が並んでいた。これもコミュニケーションのための大切な仕掛けに違いない。「好きなんヨ、最小単位が!県下とか全町域とか 大きい単位・組織でなくても、家族で解決できればそれがベストやし、それが無理でも近所とか地区内で出来れば最高やな。人と人がちゃんと繋がるし!」お祭り・イベントを語る竹下さんの笑顔は輝いていた。お祭り・イベントは交流の契機、地域において 人々が触れ合う機会できることがなによりも嬉しそうだ。
地域活動には年齢制限も定年もない。ずっと地域の人と関わっていこう。… 竹下さんと会えば誰もがそんな気持ちになる。元気を貰えると思うのだ。
竹下さんのブログ:「KAZおやぢの背中」
http://ameblo.jp/take3-blog/
下右は竹下さん撮影よる写真:「ひまわりに見守られて」
ひまわりの里まんのうフォトコンテストでの入賞作品です。