中寺廃寺跡
国指定史跡 平安時代の山林寺院跡
大川山中には平安時代に栄えた山寺があった。その存在は地元の人々には伝承されていたが、記したものはなく、永らくまぼろしの山寺となっていた。そこで調査したところ、高所で仏堂跡や塔跡などが見つかり、たくさんの珍しい遺物が出てきた。このことから、力のある大きな山寺であったことが分かった。
山寺の跡は「中寺廃寺跡」として、平成20年3月28日、国の史跡に指定された。里から遠く離れた中寺廃寺跡は、人に荒らされることなく古代からの神秘的な雰囲気を今に伝えている。
(中寺廃寺跡パンフレットより一部引用)
平成25年度に、遺跡の風化を防ぐための保存整備工事が完了。周囲約1km四方もの広大な史跡範囲を、祈・仏・願の3つのゾーンに区分し、各所に分かりやすく解説した案内版を設置。頂上にある展望台からは大川山をバックにほぼ香川県全域を見渡すことができる。
中寺廃寺へのアクセスは、江畑道・柞野道(鉄塔巡視路コースもあり)・大川道の3つのルートが整備され、より歩きやすくなっているが、やはりここは修行の地。遠く険しい地までの不便さもぜひ味わっていただきたい。
■問い合わせ
社会教育課文化財室
(琴南公民館内)
■アクセス
江畑道1,5km・1時間30分
柞野道2km ・1時間45分
大川道3km ・1時間10分
(各コースの駐車場~徒歩での
距離と所要時間)